偏差値25からの挑戦

2児の母で、パートで働く普通のおばちゃんが、息子の中学入学をきっかけに高校受験をサポートするため試行錯誤を繰り返すのを、リアルタイムでお届けするブログです。中学になってから発覚した息子の自閉スペクトラム症に対し、家族がどのように受け止め過ごしているかも発信していきたいと思っています。

息子が勉強しない時のイライラ解消法

こんにちは。

ふくろうママです。

 

子どもが中学生に上がってから、言う事を聞かなかったり、勉強の仕方やテストへ向き合う姿勢などを見てイライラしてしまう事が多くなってきました。

 

そんな時、どのように私が、イライラを軽減させているかを書いてみようと思います。

 

順調に反抗期

 

息子がまだ1歳くらいの時先輩ママさんに貸していただいた本があります。

福岡で幼児教育専門家として公演活動をされている熊丸みつ子先生が書かれた本です。

貸していただいた本のタイトルは忘れちゃったのですが、先生の著書を調べてみるとおそらく「大丈夫!子育て順調よ!」という本だったと思います。当時は新米ママで、自分の子育て本当に大丈夫かなと心配でたまらなくなったり、こんな母親でいいのかと自己嫌悪に陥ったり、息子が集団生活を始めたばかりで気になる行動があったりするとすごく心配になったりと、初めてのことだらけで不安なことがたくさんあった時期でした。

 

そんな時、熊丸先生の本に出会って気持ちが楽になったことを覚えています。

貸していただいた本に「順調に反抗期」という言葉がありました。この言葉は、私が子育てするうえで大きな基盤となっていると思います。反抗的な態度を取られてイライラしたときは、思い出します。

「順調順調!順調に反抗期!」

この言葉を思い出すだけで、ポジティブになれます。

「私の子育ては、きっと大丈夫。反抗的な態度だって、順調に息子が成長している証拠だ」と思うと、イライラが小さくなってきて、しまいには消えてしまいます。

 

きっと、このままで大丈夫なんだという事を受け止めてしまうと、子どもの一つ一つの行動が、大切な成長の1コマ1コマなんだと思えてくるからだろうと思います。

 

なかなか思うとおりに子どもが行動してくれないとき、子育てあるあるだと思いますが、そのことでイライラしてしまったときは、自分を責めず、子どもを責めず、ただただ順調に子育てできているとマインドチェンジしてしまうと、楽しみながら子どもと向き合っていけるんじゃないかと思っています。

 

熊丸先生の本はとってもあったかいです。本を読むだけで、今までの自分を受け止めて肯定していくれているようで私は気持ちがとても軽くなりました。子育て世代にはぜひ読んでいただきたい本の1つです。興味がある方はぜひ読んでみてください!

 

健康でいてくれたらそれでいい

 

息子が生まれるとき「健康でいてくれたらそれでいい」と思いました。

でも、大きくなってくるとだんだん欲が出てくるようで、ただただ健康であればそれでいいと思っていたのに、もっと勉強してほしいとかもっとこうなってほしいとか、いろいろ求めることが出てきてしまいます。何度言っても息子がその通りにがんばってくれないときなど、イライラしてしまいます。イライラして怒鳴ってしまって後悔することも多々あります。頭ではわかっていてもどうしても感情が追いつかないときも多いです。

 

そんな時は、息子が生まれてきてくれた時のことを思い出します。

当時は、結婚したら自然と妊娠して、幸せいっぱいで出産して…という風に思っていました。でも、無事に生まれることは当たり前ではないことを身をもって経験しました。

3度目くらいの妊婦検診で息子が病気である可能性わかりました。「先生、これって大丈夫なやつなんですよね?」「大丈夫かどうかはわからない、大学病院で詳しく検査する必要があるから紹介状を書きます」

突然のことに頭が真っ白。夫に電話で報告するときからずっと涙が止まりませんでした。「なんでうちの子が」そればかりが頭に浮かびます。

 

大学病院で詳しい検査を受け、しっかりと息子の成長を見守りながら、それでも本当に無事に生まれてくるのか心配で心配で、心の底から「ただただ健康に生まれてくれたら他はなにもいらない」と思っていました。

 

妊娠時に問題があろうとなかろうと、「健康で生まれてきてくれますように!」そう思ってみなさん出産を迎えられたと思います。

だから、息子がゲームばかりで勉強せずイライラしてしまうときには、思い出すようにしています。

「健康でいてくれるだけでいい」

そう思うと、息子がなかなか勉強しない事なんて取るに足らない事に感じられてイライラが落ち着いてきます。

 

 

イライラしない事のメリットは、冷静に話ができることです。

イライラしたまま、息子に感情をぶつけてしまうと、どうしても息子の心を傷つけてしまうだけになってしまいます。イライラしたままの私の声は、息子には届きません。

しかし冷静に話ができた場合、相手を思いながら話せるので、思いが伝わりやすいのではないかと思います。

 

そうはいっても、毎日イライラの連続で過ごしています。イライラしない生活とはかけ離れているとは思います。でも、「順調に反抗期」だったり、「健康であればそれでいい」という言葉を思い出すことで私は、イライラが改善できることが多いです。

気持ちを切り替えて良い親子関係が 続くよう努力し続けようと思っています。

 

今日は私のイライラ対処法を書いてみました。

参考になるかどうかはわかりませんが、何事も考え方次第です。子どものことも自分のことも肯定的に受け止めて、プラスに考えてみると少しイライラが改善するかもしれません。

 

心に余裕がなくなってくるとどうしてもイライラしがちですが、できるだけ前向きに過ごしていきましょう!

 

このブログが、少しでも役に立ったらうれしいです。

 

それではまた。

ふくろうママでした。