偏差値25からの挑戦

2児の母で、パートで働く普通のおばちゃんが、息子の中学入学をきっかけに高校受験をサポートするため試行錯誤を繰り返すのを、リアルタイムでお届けするブログです。中学になってから発覚した息子の自閉スペクトラム症に対し、家族がどのように受け止め過ごしているかも発信していきたいと思っています。

夏休み最終日、宿題終わる気がしない

こんにちは。

ふくろうママです。

今日は、怒涛の夏休み、、、というか怒涛の夏休み最終日について書いていきたいと思います。

 

夏休みの宿題あるある

 

以前のブログに夏休みの宿題や復習を息子が計画的にやれるよう声掛けしていくと書いておりましたが、全くもってうまくできませんでした。

確かに、声掛けはしましたし、学校の宿題の項目表を作成し、息子が宿題を進めやすいようにサポートしたりもしました。

しかし、息子の「結構宿題進んだ」という言葉をそのまま信じ、特にチェックせぬまま時は過ぎ、夏休みも残すところ1週間の段階で初めてチェック。確かに、宿題はやってるにはやっているがこのままでは間に合いそうにない状態。親の方が焦って「これだけ残っていたら間に合わんけん、もっとしっかり勉強しぃ!」と息子に言うも、「わかった!」とやたら返事だけはいい息子。一緒に、この1週間で捻出できる勉強時間を割り出し、残っている宿題の量を考えて、1時間当たりしなければいけない宿題の量を割り出しました。この時点で、すでに1時間に進めるにはかなり厳しい量。でも、あきらめず1時間に5ページ進めるよう話し合いました。

ところが、息子は1時間にするべきところを1日5ページと勘違いし、ちっとも宿題が進まない状態。間違いを正すも次の日も、また次の日も大して変化のない進み具合。さすがに私も爆発!夏休みがあと3日しかない状態でようやく私も付きっ切りで息子の夏休みの宿題に付き合う事に。夜中まで必死に息子は頑張っておりましたが、どうしても終わらない課題が…無念…。

という、全く計画性のかけらもない夏休みを我が家は過ごしてしまいました。

 

YouTubeで夏休みの宿題あるあるの替え歌を聞きながら、まさしくうちの息子のことだと思って笑ってしまいました(笑)

 

親の方が焦る結果に

 

夏休みの宿題を私がこんなに焦ったのには訳があります。夏休みが明けてすぐ、2~3日後に中1前期の期末テストが控えていたのです。宿題=試験勉強ですので、何とか頑張れあきらめるなとエールを送り続けました。

しかし息子の宿題の状況を考えると、期末で良い成績を修めるのは絶望的。せめて提出物だけでも出しておかないと通知表終わってしまうな…ということで、何としても宿題は終わらせるように尻を叩いて勉強させなければという一心でした。

 

今回の私の反省点。中学生にもなったんだから、このくらい自分で考えるだろうとか、このくらいはしているだろうとか自分が中学生の頃どうしていたかを基準に考えていた点です。

私と息子は違うのだから、私ができて息子がすぐにはできない事だってあるだろうし、私ができなかったことでも息子ならできることだってあるのに、息子に合わせた対応が出来なかったことを今回反省しています。

 

今回夏休み最後の3日間と、試験直前に息子と一緒に勉強して思ったのは、まだまだ自分1人でどう勉強していいかわかっていない、勉強の進め方がわからないなど、慣れていないことが多すぎるという事です。

しかし一緒に机に向かってわかったのですが、息子が問題を間違ったときに間違いに自分から気付けるよう配慮した声掛けをすると、少しずつ自分で間違いに気付けるようになってきました。私は、学生の頃ひとりで勉強するのが好きだったのですが、息子は、私と一緒にする方が集中できるとの事。最終的には一人でできることを目標にしつつ、今は息子と一緒に勉強していく時期なのかもしれないと感じました。

 

息子は、勉強することにまだまだ慣れていません。息子のやりやすい方法で勉強する習慣や、効率的な勉強法を自分ひとりでできるようになるまではすぐ近くで見守る事が必要だと感じました。

このことに気付けたことは今回の夏休み唯一良かった事だと思います。一般的な中学生を基準に考え、このくらいはできるはずと息子だけで勉強させるのではなく、息子が最終的に1人で自発的に勉強ができるようになるまでは私もすぐそばで見守り、その都度声掛けしていく事を試していこうと思っています。

 

期末を終えて

 

期末試験が終わり、チラホラ結果がわかってきました。

想像通りなかなかひどい結果が戻ってきています。おそらく中間よりもっとひどいです。勉強が足りなかったのだから、仕方がないと思います。

 

この夏休みで得たことがふたつあります。夏休みが終わる直前から試験が終わるまでの1週間ちょっとの間まとまった時間勉強するという習慣ができたことです。通常の生活に戻っても、勉強習慣が残るようにもっていけたらいいなと思います。

それともう一つは、テスト結果をもらった時の息子の心境の変化です。今まで、テストですごく悪い点を取ったとしても、点数悪かった~(てへぺろ)的な感じでした。しかし今回勉強量は全く足りていなかったのですが、私と一緒に短期間ですが、しっかり勉強しました。勉強が好きではないのに頑張って集中して勉強できたという自信が少しついたのではないかと思います。本人なりには頑張ったのに結果が出ない状況に結果をきちんと受け止めて、もっといい点数を取りたいと思えるようになってきたようです。その気持ちがこれからの大きな一歩につながってくれることを願っています。

 

勉強しても、結果はすぐには出ません。テストの結果にとらわれすぎず、前を向いて勉強していけば、きっと結果に出てくる日が来ることを信じて息子と共に頑張っていこうと思います。

 

ということで、いかがだったでしょうか。

今回全く参考にならない情報かもしれませんが、我が家のような夏休みを過ごさないための反面教師的なものになってくれたらいいなと思います。

 

それでまた。

ふくろうママでした。