偏差値25からの挑戦

2児の母で、パートで働く普通のおばちゃんが、息子の中学入学をきっかけに高校受験をサポートするため試行錯誤を繰り返すのを、リアルタイムでお届けするブログです。中学になってから発覚した息子の自閉スペクトラム症に対し、家族がどのように受け止め過ごしているかも発信していきたいと思っています。

私学展に行ってきました!

こんにちは。

ふくろうママです。

 

今日は、8月に福岡で行われました福岡県私立小・中・高校展へ行ってきましたので、その時のことを書いていきたいと思います。

 

福岡県 私立小・中・高校展

 

福岡では2019年8月17日(土)・18日(日)の2日間、福岡地区と北九州地区の2カ所で私学の展示会が行われました。私立の学校がたくさん参加されており、資料をいただいたり、学校についての詳しい説明を聞くことができます。説明は、大体どの学校も、1家族に1人の学校関係者の方がご対応下さり知りたい情報を入手することができます。また、別室にてそれぞれの学校の制服の展示がなされており、学校によってはカバンや靴まで展示してあるので、リアルに高校生活を想像することができる機会になっていると思います。

 

今回参加の理由は、昨年私と娘で行ってみたところ、とても詳しく説明してくださりわかりやすかったのと、親目線でもこの学校いいなぁと思えるものだったので、今年はぜひ息子と一緒に参加して目標とする学校に出会えたらいいなという期待を込めて参加しました。展示会は毎年同じくらいの時期に行われているようです。去年も同じ頃に開催されていました。

 

私学ならではの良さを感じてみましょう

 

去年、この展示会に参加するまでは、できれば私立には行ってほしくないという気持ちが強かったです。実際今でもできれば公立に行ってもらえるとありがたいと思っています。どうしても我が家には学費がネックになってしまうのです。

 

だからと言って、学費ばかりにとらわれてもいけないと思います。第一希望としては公立高校ですが、私学について色々知ることは大切だと思っています。実は私も高校・大学共に私立に通わせてもらったので、私立の良さを知らないわけではありません。でも、十分理解しているとは言えません。当時高校生の私にはよくわかっていなかったことがたくさんあるし、私の時代とずいぶん変わってきていると感じますので、現在の状況を知っていく事はとてもプラスになると思います。

 

息子には公立で一番行きたいなと思う高校と、私立で一番行きたいと思う高校を見つけてほしいと思っています。公立の結果が残念なものとなったとしても、私立が行きたい高校ならば前向きに高校に通えると思います。公立高校と私立高校は受験の際、対策がかなり異なってくると思うので、目標にはそれぞれ行きたい高校を作る必要があると思うからです。

 

今回息子と参加して、会場を回って気になる高校の話を聞いてみました。通学可能な範囲の高校で2校の話を聞いてみました。

このチョイスはなかなか良かったと思います。1校は、大学の付属高校で大学進学を目指すコースから、工業系を学べ就職率100%という就職を目指すコースがあります。大学附属なので、授業によっては大学の施設を使用できるようでとても恵まれた環境下で学ぶことができるという印象でした。息子は、一応進学を目指してはいるのですが、工業系のコースにも興味があるようですごく積極的に話を聞いていました。

 

もう1校は文武両道の高校で、大学進学メインのコースと、普通科のようなコースがありこの普通科のようなコースにスポーツのトップレベルで活躍しているような生徒さんが通われているとのこと。学生の頃からその道で活躍する色々な学生さんと同じ教室で学べることは得難い経験になり、良い刺激を受けることができるのではないかと思いました。息子も、学校の方の情熱のある説明をしっかり聞いたようで、いい学校だな感じたようです。

 

結果的に息子は話を伺ったこの2校のことがとても気に入ったようで、この2校のようなところに進学したいと思ったようです。

息子は、私立の高校についてほとんど無知な状態だったのですが、いいなと思う高校に出会えたのでこの展示会に参加した甲斐があったと思います。

 

学費について

 

私立の学費の支援金について去年聞いて調べていた情報から変更があるようです。2020年4月から高等学校等就学支援金の内容が変わってくるようです。世帯年収910万円未満の世帯までが対象なのは今までと変わらないようなのですが、「就学支援金」の上限の引き上げなどの制度改正が行われます。世帯年収の目安が約590万円未満世帯(両親・高校生・中学生の4人家族で両親の一方が働いている場合の目安)の生徒を対象として上限額が引き上げられます。私立高校の平均授業料を勘案した水準くらいまで引き上げられるようです。私が入手した情報には支援金上限金額は明記してありませんでしたのではっきりした金額等はわかりませんが、所得制限内ならば公立高校と大きく変わらないくらいの学費で通う事ができるようです。

まだまだ詳しい内容は把握できていないので、何とも言えませんが、我が家のように学費が気になって私立はできればやめてほしいと思っているご家庭でも、もしかしたら私立に行き易い場合もあるかもしれないので、しっかりと情報収集してみられることをお勧めします。

 

また、学校によっては返還不要の奨学金制度を設定しているところがあります。確かに狭き門かもしれませんが、行きたいと思う高校なら努力して目指してみるのも一つの手だと思います。学校によっては、優秀な学生には授業料全額免除や半額免除などがあるので、学生の本分である勉学に励み結果を出すことで授業料と同等の金額を自分で稼いでいるような感じだと思います。優秀な学生さんや、まだまだ時間のある中1中2の学生さんも目指してみるのもいいのかもしれないと思います。

 

ということで、今日は私学の展示会に参加したよーというお話を書いてみました。

いかがだったでしょうか??

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

ふくろうママでした。