偏差値25からの挑戦

2児の母で、パートで働く普通のおばちゃんが、息子の中学入学をきっかけに高校受験をサポートするため試行錯誤を繰り返すのを、リアルタイムでお届けするブログです。中学になってから発覚した息子の自閉スペクトラム症に対し、家族がどのように受け止め過ごしているかも発信していきたいと思っています。

発達障害と診断されました

こんにちは。

ふくろうママです。

 

最後のブログから長期間空いてしまったのですが、今回息子が発達障害と診断され一歩前へ進むことができましたので、これから少しずつブログ更新していけたらいいなと思っています。

 

診断までの経緯

 

11月末のブログに息子にまた笑顔が戻ってうれしいと書いていたのですが、その直後、同様の嫌がらせが再開し、学校にほとんど行けなくなってしまいました。本当にあっという間でした。学校がない日は体調がいいのですが、学校がある日になると腹痛でトイレから出れなかったり、吐いてしまったり、頭痛がしたり。その状態を間近で見るのは本当につらいものです。

 

学校の先生と連携を取りながら、息子に強いストレスを与えない程度に学校へ行ってみることへの声掛け等をしてみましたが、息子の体調は戻らず、学校へ行けない日々が続きます。ただ、全く行けなくなったわけではなく、1週間に1~2回行ける日もありました。学級に登校することはかなりハードルが高かったので、ステップルームというなかなか登校が難しい子たちが一時的に行くことができるクラスに、登校できる日は登校している状況です。

 

その後担任の先生が、息子の状態をクラスメイトに上手に伝えてくださったらしく、クラスメイトに学校で会ったとき、やさしい言葉をかけてもらえる機会がよくあったようです。

このように、傍目では嫌がらせが改善しているように見えるのにもかかわらず、相変わらず、学校に行けたり行けなかったり。もちろん学校に行けない日の方が多い状況。

他にも、原因があるのではないかと思い、年明けに小児科に相談してみました。学校に行けていない状況や常々気になっていた学習障害(書字障害)について相談したところ大きな病院を紹介していただくことができました。

これまで、色々自分でも学習障害を相談できるような病院を調べていたのですが、口コミをみて不安になったりここだという病院が見つからないでずるずる来ていました。小児科の先生に、近くにある大きな病院を紹介していただき、こんなに近くに相談できる場所があったなんて思いもよらず、もっと早くに相談していればよかったと思いました。

 

そこからは、比較的スムーズに物事が進みました。

すぐに大きな病院を予約。その際、WISC-Ⅳ(ウィスク‐フォー)という知能検査を教育委員会に依頼し受けるように指示されました。学校に相談したところ、教育委員会で検査を受ける場合最短でも次の月の実施になることが判明。しかし、スクールカウンセラーの先生が資格を持っている方だという事で、学校ですぐに手配してもらえるようになりました。その結果をもって、病院を受診し、幼いころからの状況の聞き取りや母子手帳での確認等を経て、発達障害であると診断されることになりました。

 

診断を聞いて

 

ホッとした。というのが一番正直な感想でした。不登校になったきっかけは、嫌がらせでしたが、根本の原因、困難がわかったことで、これからの道筋が見えたように思えたからです。

WISCの結果から、息子の発達の凸凹がわかり、これから息子へのサポートをどうしたらいいかという事が前より理解できるようになりました。何より息子は怠けているわけでもなんでもなく、ただただ困難に感じることが多かったがゆえに、生きにくさを感じ学校から足が遠のいていたことも理解できるようになりました。

 

診断がでたから、すぐ学校に行けるようになるわけではありませんが、少なくとも母親の私の目の前の霧は晴れてきた状況ですので、前向きに息子を支援していけるよう発達障害に関する知識、理解を深めていこうと思っています。

 

さて、今回は、息子が発達障害と診断されたことについて書いてきました。一言で発達障害といっても、どんな困難があるのかは一人一人違います。これから、私たち家族も、改めて息子への理解をスタートさせることになります。

ブログに自分たちの経験を書き、誰かに読んでいただくことで、少しでも何かの参考になればと思っています。

 

これからまた、よろしくお願いします。

ふくろうママでした。